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徳蔵刃物

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Vol.7【 遂に包丁にも「キャンセル界隈」が! 】後編

6 日前
読了時間: 3分

■「時は戻りません」――1970年生まれからの老婆心


前回、「包丁キャンセル界隈」の皆さんに、お伝えしたいことがあると書きました。

ここからは、1970年生まれのおばちゃんの老婆心として軽〜く読んでくださいませ。


一言で言うと、

「時は戻りません。」


私は27歳で結婚し、28歳で子どもを産みました。そして、出産からわずか1週間で仕事に復帰。今考えると、「……なんで?」と自分で笑ってしまいます。

何をそんなに忙しくしていたのか…。

気がつけば、2人の子どもも私が初めて出産した年齢を越え、今ではそれなりの大人です。時々ふっと思います。

「もっとちゃんと子育てしたら、よかったなあ」と。

特に料理。

忙しい中でも、できるだけインスタントや「○美屋」などの「○○の素」に頼らず頑張ってはいました。

…いましたけどね。

彩り?

……そんな余裕、ございません。

盛り付け?

……お腹に入れば一緒です。

お弁当?

……はい。「茶色い弁当」の常連でした。


ほとんど手入れもせず同じ包丁を20年以上使っていました。もちろん、キッチンばさみも大活躍。


だから、「包丁なんてなくてもいい」という気持ちは、実は私にもよくわかるんです。

料理できます。十分です。子どもも「おいしい」とは言ってくれてたし。


でもね。

ちゃんとした包丁を使ってみると、やっぱり違うんですよ。

切ることが楽しくなる。料理が楽しくなってくる。

実際、味も違うき。手入れもそんなに大変じゃないき。

そして思うこと。

「子どもが小さい時に作っちゃりたかった」「こんなに楽しいなら、もっと早く教えてや!」

……誰に言ってるんですかね。


毎日包丁を使うべき!なんて言いません。(言える口がない)

普段はキッチンばさみでも、なんならカット野菜でも全然大丈夫。

ただ、週に一度でも、いや、月に一度でもいい。ほんと、たま〜に気が向いた時に。

ちょっとだけ時間をかけて、包丁で料理をしてみてほしいがよ。

トントン、トントンと野菜を切っていると、いつもの「料理という作業」が、ほんの少し違って感じられるかもしれません。


忙しい毎日だからこそ、そんな時間がひとつくらいあってもいいんじゃないかなあと。

もし30年後くらいに、

「もっと早く包丁を使っておけばよかった!」

とならないように。

風呂キャンセル界隈の人たちも、週1くらいはお風呂に入るじゃないですか🎵

その感じで十分だと思います。

ちゃんと毎日料理しているわけだし。全然有り寄りの有り!


包丁キャンセル界隈だった私からのこの気持ち、届け〜!




参考リンク:AERAデジタル

「包丁キャンセル」料理がZ世代で拡大 共働き時代に広がる“軽やかな手作り”という新常識

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